先生紹介
高野 郁子
職種: 歯科医師
(日本矯正歯科学会認定医)
出身大学: 東北大学
矯正治療のメリットと効果は何ですか?
・きれいな歯並びになると歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが減ります。
・見た目の印象が良くなり、歯を見せて笑えるようになります。
・よく咬めるようになり、食事がしやすくなります。
・歯の負担が減って、長持ちしやすくなります。
・子どものうちに治療を行うと、永久歯の凸凹、出っ歯、受け口を予防する効果があります。
・歯を失った部分にブリッジやインプラントを入れずに、自分の歯だけで咬める方法があります。ブリッジが必要な場合でも、歯を削る量を少なくできる場合や、神経を抜かなくても良い場合もあります。
矯正治療をどんな方にオススメしたいですか?
・歯並びによる見た目のコンプレックスをなくしたい方。
・歯並びを良くして食事を楽しみたい方。
・ご自身が歯並びで悩んだことがあり、お子さんの歯並びが心配な方。
・自分からすすんで治したいと思った方。
矯正する上でおおたメディカルモール歯科のどんなところが適していますか?
当院のドクターやスタッフと連携して、総合的な治療とお口の健康維持が可能です。平日の午後8時まで矯正担当医がいるので、学校や仕事の帰りに寄ることができます。急患対応もしやすいです。
矯正治療をお考えの方にメッセージ
矯正治療を始める時期に遅すぎるということはありません。歯並びに悩んでいる方はぜひ矯正相談にお越しください。
矯正歯科治療の一般的なリスクと副作用
以下の一般的なリスク・副作用がありますが、 すべてのリスクや副作用が生じるわけではありません。
1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間1~2週間で慣れることが多いです。
2. 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
4. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
5. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
6. ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
7. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
8. 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
9. 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
10. 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
11. 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
13. 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
14. 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
15. 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
16. あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
17. 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
18. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。